残念な日本の教育現状
この数年間、日本の義務教育の内容低下が世間の心配事になっています。国内にあっては、中央教育審議会が「ゆとり教育」が間違いだったことを公式に認めました。今後は授業時間を増やすということです。実際、37年間の「こどもクラブ」運営でお子様たちを観察しておりますと、20~30年前に比べ公立学校の教育の内容は、随分やさしく、少なくなっています。この問題点は『ゆとり教育』対『ガリ勉』的に捉えられがちですが、公立学校には、もっともっと根本的な問題がありそうです。
少数とはいえ、何でも学校に文句を言って来る『モンスターペアレンツ』や、授業以外の先生方の仕事(会議、打ち合わせ、報告書、部活指導)の多さなど、先生方は体力の限界まで働いています。なのにこのレベルの教育しか出来ない。相当思い切った発想の転換を図らないと、授業時間を増やすだけでは父母の期待する姿にならないのではないかと危惧します。
国際社会のレベルを目標に
また世界の中での日本教育はと言いますと、皆様ご存知のように、かっての最上位クラスから転落し、最下位グループの仲間入りをしてしまいました。
日本に住んでおりますと、不景気風が吹き、貧乏気分に陥っていますが、他国から見ると、日本は依然として豊かな経済大国(とは言え、経済力も平成19年は世界第2位から第9位に転落したとのニュースが飛び込んできました。)です。まるで何の心配もいらない良家の子女が、ぶらぶらしていて、その上勉強もしていないような状況です。
私たちは、常に大局的視野をもって、自ら高いレベルの教育を求めなければなりません。もうほんの少ししたら、お子様が参加する実社会は、完全にグローバルな国際社会でしょう。 お子様が働く会社や、研究所や大学、お店、病院には世界中の人が来て働いているでしょう。大学を出たらお勉強は「さよなら」という社会はありません。大学を出た後も、一生楽しく勉強をする生活習慣は、年齢の若いときにしか身に付きません。
調和のとれた人格を形成する日常生活を
短絡的な思考、感情の暴発によるニュースが報道されます。決して子供や青年だけではありません。大人のいい歳した社会人も暴走しています。偏った食事が原因か、睡眠不足か、我が儘からくるものなのか分かりませんが、耳にする度に気分が悪くなってしまいます。
世の中の親御さんは、100人中100人(と言っても過言でない)、我が子が勉強して、名の知れた学校に入って、安定した組織で仕事をして欲しいと思っています。しかし其の為に偏った生活態度や、偏った考えでお子様を育ててはなりません。どんなに勉強ができたとしても、無理してよい会社に入れたとしても、一番大事な人格が、豊かに形成されていなければ何の意味も持ちません。良い人格とは何でしょうか。一言で言えば、他人に対して思いやりを持っている人です。慎み深く、思いやりを持って生きて行く姿、態度は尊いものです。この態度、性格は、生まれ落ちたその瞬間から親を通して学びます。社会からも学びますが、親の姿が一番影響を与えます。ゆっくりとした、優しさをもとにして、しっかり、がっちりお勉強させて下さい。
相原賢一
取締役社長
日本中の教室をまわり、日々教育環境の改善向上に努めています。海外教室の責任者も兼務しています。
岩船幸子
取締役相談役
日々、各教室のレベルアップのため各講師の研修に努めています。
阿部真佐子
ドムス教務担当
小学生の教材の開発・監修を担当しています。子供たちの学力向上のため日々研究しています。
菅原亜紀子
教材開発・広告担当
こどもクラブオリジナル教材のデザイン、ドムスのプリント教材の作成、そして広告のデザインと大忙しです。




