こどもクラブは1歳から学ぶ幼小一貫の幼児教室。知性と社会性、心の発達を高めます。

授業のねらい

遊びを通して楽しくたくさんのことを学ぶ

指示行動

指示行動とは、先生のお話をきちんと聞いて理解し、その指示に合わせて行動するということです。ここでは以下のプリントを使って説明します。まずはこれを見ながら「赤の風船はどこ?」と問いかけます。そして、自分の絵の同じ場所に赤のシールを貼ります。続いて「隣に緑を貼って」「緑の隣には何色を貼ろうかな?」などと話を進めていきます。
一連の過程には色を理解する、並びを理解する、絵をじっくり見る、質問を理解する、指示通りに行動するなどの要素が含まれています。「右・左」や「数を数える」という概念も含まれており、この時点では言葉として覚えなくてもこの後学ぶ内容に繋がっていきます。絵が完成したら「どの風船が一番高く飛びそうかな」など想像力を働かせるお話もします。教室では楽しく会話しながら、お子様の理解度や興味に合わせて、いろいろなお話を膨らませていきます。
お子さまは様々な反応を示します。お子さまのユニークな発想により、さらに教室での授業がクリエイティブな時間となります。

物の名前をたくさん覚えて分類する

物の名前をたくさん覚えるのもこどもクラブの特徴です。さらに、それを分野毎に分けるのです。例えば、カラス、ペンギン、はと、ひよこは鳥の仲間ですね。たくさんの絵の中から鳥の仲間を選び出したりもします。同様に、花、動物、果物なども覚えます。
もう少しレベルアップしていくと、動物の中にも【けものの仲間】もいれば【海の生き物】もいることがわかってきます。このように、さらに細かいジャンルに分けていくのです。お掃除道具の名前など何に使う物かを理解しながら言葉を覚えたり、赤い物は何かなど結びつきを知るような要素も含んでいきます。

推理や運動なども幅広く取り入れています

推理についてはこんなふうに学びます。ある絵の半分だけを見せて全体を想像してみたり、影を見て何の絵か当てたりします。並び方の決まりを見つけて、次は何かの予測をしたりもします。
また、楽器の音を学んだ後に、楽器を隠して音を鳴らし、何の楽器かを当てる遊びをしたり、楽器の名前を覚えているか、どんな音がするかといういろいろな要素がこの遊びに含まれています。
体を動かす運動も必ず取り入れています。お子様は皆、体を動かすのが大好きです。教室ではジャンプやリズム、平均台、ボール投げなどの運動をします。また、文字や数の学習の中にも体を動かす要素を取り入れ、楽しく盛り上がるように工夫しています。

「楽しい」「できた!」という気持ちが次につながります

ひとつひとつの遊びには必ずねらいがあり、お子様は遊びを通して楽しくたくさんのことを学んでいきます。学習は基本的なカリキュラムに沿って進めますが、教室によって、またお子様によって興味の対象や理解度は違っています。私たちは常にお子様は何が好きで楽しいか、どのくらい理解しているかの反応を見ながら、臨機応変にアレンジをします。限られた時間の中で、できるだけたくさんのものを吸収して帰っていただきたい。楽しかった、できたという達成感が次のステップにつながっていくからです。